核家族化、都市化、個人主義
近代において様々な環境変化が日本の古くからの慣習を歪めた結果、残忍な事件や家族親戚関係の希薄さがあるのでしょう。
夏に広島の吉田町に入り、毛利居城を訪ねました。
かなり虫も多く、久々の山道でしたので、暑さと疲労感はなかなかのものでしたが、色々と見応えありましたよ。
そこで見つけた毛利氏の家訓と言っても過言ではなかろう文言です。
百万一心と書かれております。
國人が皆で力を合わせれば、何事も成し得るという意味合いです。
この頃の国人は、今の様な日本の感覚とは違うので、家族や家臣、領民を指すのだと思いますが、それでも昨今の肉親同士や近しい人々の悲しい事件を目の当たりにすると、この言葉の重さや先人の価値観も満更、古臭いと無視できないものがあります。
偉人のみならず、身近な人から日々いろいろな何かを吸収したく思います(´ー`)
新しい技術だけでは、生き残れなくなって来ている気がするこの頃です。
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